
ヒアルロン酸注射で手軽にバストアップする
大掛かりな手術は考えていない、傷を一切つくりたくないという方ぴったりな豊胸術がヒアルロン酸注射です。専用のヒアルロン酸を胸に注入し、大きくしたり形を整えたりすることができます。簡単にできる施術で、注入時間も15分~30分程度と短時間。ダウンタイムもほとんどないため、気軽に受けることが出来ます。例えば、水着を着る時期だけ期間限定で胸を大きくしたいなんて方にもおすすめです。
ヒアルロン酸はもともと人間の体に存在する成分であるため、体に注入してもアレルギー反応などを引き起こす心配はほとんどありません。また、ヒアルロン酸は個人差もありますが、だいたい半年くらいで吸収されてなくなります。定期的に注入をしなければなりませんが、気分やその時の好みによって胸の大きさや形を自分で調整できることはメリットだと思います。
ヒアルロン酸の豊胸術は、ただ単に大きくするために注入するのではなく、仕上がりの形やデザインの自然さを考えながら注入することが大切になってきます。また乳腺下や乳腺周囲の深い部分に注入することでより自然な感触を実現することもできます。
ヒアルロン酸の豊胸術は胸を大きくすることはもちろん、左右差を整えたり、谷間をつくったり、ハリをだしたりと自分の希望する胸をデザインし実現させることができるのです。
ヒアルロン酸注射
ヒアルロン酸注射の実際
豊胸専用のヒアルロン酸を注入して胸の形をつくります。胸に注入するヒアルロン酸は様々な種類がありますが、顔に使用するヒアルロン酸と比べ粒子がとても大きいため体内に吸収されにくく持続効果があり、形をつくるのにも優れています。
基本的には胸の下の部分からヒアルロンを注射器で注入していきます。痛みを和らげるためにヒアルロン酸を注入する前に注入箇所に局所麻酔をします。ヒアルロン酸注入時は特別な先端の丸い注射針を使用して注入していくため、注入時の痛みを軽減することができますし、注入後の腫れや内出血も多少抑えることができます。
ヒアルロン酸は乳腺下または乳腺周辺中心に注入します。乳腺下に注入していくことで見た目も触り心地も自然に仕上がります。
また、ヒアルロン酸の注入する位置や量を調整することで、自分の希望の胸の形を作ることが可能です。例えば、谷間を作りたい場合は胸の内側にヒアルロン酸を入れたり、バストアップさせたい場合は胸の下側にヒアルロン酸を注入するなど工夫をして自由に形を形成していくことができるのです。
通常片側80cc~150ccの注入で、1カップ程度のサイズアップが可能です。
注入時間は20分〜30分程度で終わります。
ヒアルロン酸注射のリスクと問題点
ヒアルロン酸による豊胸術は、他の方法と比べて簡単で安全だと言われていますが、様々なリスクが生じます。手軽に受けられるというイメージだけで決断するのではなく、リスクや問題点を十分に理解した上で施術を受けることが大切です。
そのため、少量ずつまんべんなくヒアルロン酸を注入していくことが大切です。しこりになってしまった場合は、マッサージをすればしこりが解消する場合もありますが、それでも改善しない場合は、ヒアルロン酸を溶かす注射が必要になってしまいます。
硬さの原因として注入する場所に問題がある場合もあります。通常素材の硬さを分かりづらくするために乳腺下にヒアルロン酸を注入していくのですが、乳腺の上に注入してしまうケースもあり、そうすると硬さがより目立ってしまいます。
また、痩せている方がヒアルロン酸の豊胸術を行った場合、硬さが際立ってしまうことも多いです。
ヒアルロン酸注射の費用の相場
ヒアルロン酸注入による豊胸術の料金相場は、片胸15万円〜25万円、両胸35万円〜45万円です。
クリニックの選び方
ヒアルロン注入の豊胸術を行う際のクリニック選びに重要なポイントは、安全な種類のヒアルロンを取り扱っているクリニックを選ぶことと、技術力のある医師を選ぶことです。
ヒアルロン酸なら手軽で簡単に受けれるからとどこのクリニックでもいいわけではありません。
ヒアルロン酸製剤は、国によって効果と安全性が認められている上質なものから、認可が降りていない質の悪いものまで様々な種類があります。安いからと言ってクリニックを選ぶのはやめましょう。質の悪いヒアルロン酸を使用すると体内に吸収されなかったり、でこぼこになったりとトラブルにもつながる可能性が高いです。事前に取り扱っているヒアルロン酸の品質を確認することをおすすめします。
また、胸のヒアルロン酸注入は注入位置や範囲を左右のバランスを見ながら細かく注入していかなければなりません。その技術が未熟だと形や触り心地が不自然になったり、表面がでこぼこしてしまう可能性があります。施術してもらう医師も誰でもいいわけではなく、しっかり話し合いを重ねた上で見極めることが大切です。