眼瞼下垂

眼瞼下垂は美容外科、それとも眼科?保険診療との違いって?

眼科で眼瞼下垂だと診断されました。美容的な見た目にもこだわるなら美容クリニックでの手術が良いと知り合いに言われたのですが、眼科と美容クリニックで受ける手術の差は実際どのくらいあるのでしょうか?なるべく費用を抑えたい気持ちもあるので、、、たけどあまりにも見た目が変になるのも怖いので悩んでいます。また、保険で受けれる場合も、自費で受ける手術と違いはありますか?

眼科と美容クリニックでは術式そのものが違う!

眼科で行う眼瞼下垂の手術と、美容外科(形成外科)で行う眼瞼下垂の手術は全く違うものです。眼科で行う眼瞼下垂の手術は「挙筋短縮法」と言う方法、一方、美容外科で行う眼瞼下垂の手術は「挙筋前転法」と言う術式です。もちろんこれが全て該当する訳ではありませんが、一般的な眼瞼下垂の治療法としてはこのように違いがあります。

・挙筋短縮法
挙筋短縮法というのは、文字通り「挙筋を短縮する方法」で眼瞼挙筋を切除したり、筋肉そのものを折り畳んで短くすることで目を開きやすくする。
・挙筋前転法
筋肉は触らず瞼板と挙筋腱膜の再固定をしっかりとすることでまぶたの開きを調整する方法です。筋肉にはミューラー筋があり、この筋肉は交感神経に関与しているため操作しないことが良いという考えのもと生まれた治療法です。

詳しい治療法についてはこちら
眼瞼下垂の名医が挙筋前転法を詳しく解説

どちらの方法が良いかというのは一概に言えるものではありません。しかし、美容的な要素を含んだ仕上がりを求めるのであれば美容外科で挙筋前転法を受けることが望ましいでしょう。

保険治療はあくまで疾患の治療であって容姿について求めるものではない

誰だって治療費用を抑えたいという気持ちは同じでしょう。しかし、保険診療というのは病気に対する治療であって、ついでに容姿も!というわけにはいきません。
もちろん一部のクリニックでは美容的な要求にも応えるというところもありますが、保険診療の仕組みを考えると医師としてのモラルの低さを疑います。患者のため!という建前なのでしょうが、そんなモラルの低いクリニックは治療技術も高くないと考えて良いでしょう。結局修正手術まで引き延ばされたりすると費用も高額になりますし、トラブルになる可能性も高いと考えるべきです。
私たちは美容クリニックだけではなく、眼科診療のクリニックもコンサルタントで入っていますが、きちんとした眼科医などは、「眼科は目の開きを改善させるけれども、皮膚の調整など美容的なものは行いません。美容的なものを入れるのであれば美容外科に相談に行ってください。」としっかりと伝えています。
やはり、容姿を求める結果を求めるのであれば美容外科での治療が必要になるとお考えください。

美容外科は見た目だけじゃないことを知っておくべき!

美容外科による眼瞼下垂の手術は見た目の美しさだけを整えるものではありません。挙筋前転法については、瞼板と挙筋腱膜との接続をしっかりと再固定することによってまぶたの開きが生理的であり、すごく自然な状態になります。
さらにおでこのシワが激減したり、前頭筋の過緊張がなくなることによって偏頭痛や、肩こりなどの症状も多くのケースで改善すると言われています。
眼瞼下垂の手術はこれまでの美容整形とは違い、健康+美容の両方を得ることができる特別な治療法といっても間違いではありません。

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